『倍倍FIGHT!』(CANDY TUNE)

【地声最低音】mid1G#(G#3)
★m2F#[本音と建]ま[えm2G#–m2B[な]いわ]たし【Aメロ】
☆過m2B–m1G#[去の[自]分も]救うことです【Bメロ】
☆m2G#[なん]m2B–m1G#[と言[わ]れて[も]あ]きらめぬ【ラストサビ[-3]】
【地声最高音】hiD(D5) ※やや聞き取りにくい
★ hiA–hiD[倍 fight 倍倍 fight 倍倍倍 [fight]【通常サビ】
【補足】その他の中高音域(hiA~hiC#辺り)
★hiA#[倍の倍のfi]ght [倍倍 fight by CANDY hiC#地[TUNE]【イントロ】
★m2G#–hiB[な[りたい] 在りたい[けm2B[ど] だけど【Aメロ】
★m2G#–hiB[ほ[んとうの自分を大好]き]にB[なる]こ]とです【Bメロ】
★倍 fight 倍倍 fight 倍倍倍 hiA[fight]【通常サビ】
★hiB[何]回m2B[こ]ろんでも2B[立]ち上がれ
★ほ2A–B[ら]倍]の倍のバイのバイhiB地–A[で]もっ]と行こうよ
★(倍倍 fight)hiB–hiA#[ほんの]小]さな一歩【Dメロ】
★(倍倍 fight)m2G#[大]きな大きな[一]歩
★(倍倍 fight)hiB–hiA#[ど]れ]もきみ[にhiB[とっ]て
★大切なhiB–hiA#[勇]気の]証だよ
★険しい道も共hiA–hiA#[にあ[ゆ]むん]だ【ラスト】
★hiC地–A[You] will] never [walk alone]
★hiA#[倍の倍のfi]ght [倍倍 fight by CANDY hiC#地[TUNE]【イントロ】
★m2G#–hiB[な[りたい] 在りたい[けm2B[ど] だけど【Aメロ】
★m2G#–hiB[ほ[んとうの自分を大好]き]にB[なる]こ]とです【Bメロ】
★倍 fight 倍倍 fight 倍倍倍 hiA[fight]【通常サビ】
★hiB[何]回m2B[こ]ろんでも2B[立]ち上がれ
★ほ2A–B[ら]倍]の倍のバイのバイhiB地–A[で]もっ]と行こうよ
★(倍倍 fight)hiB–hiA#[ほんの]小]さな一歩【Dメロ】
★(倍倍 fight)m2G#[大]きな大きな[一]歩
★(倍倍 fight)hiB–hiA#[ど]れ]もきみ[にhiB[とっ]て
★大切なhiB–hiA#[勇]気の]証だよ
★険しい道も共hiA–hiA#[にあ[ゆ]むん]だ【ラスト】
★hiC地–A[You] will] never [walk alone]
まず、『倍倍FIGHT!』についてです。この楽曲は、2024年に女性アイドルグループCANDY TUNEによりリリースされたシングル作品です。同曲は、今年に入ってTik TokなどのSNSでバズり、多くの再生回数を獲得しました。2025年9月現在でもストリーミングで上位にランクインしています。
『倍倍FIGHT』は全体的に元気のいいポップソングです。イントロから歌メロが始まり、AメロBメロサビと盛り上がっていきます。SNSなどでバズりそうな中毒性のあるフレーズが多い反面、メロ自体のよさもあり、その点で長く愛される要素であるように感じました。作詞作曲編曲は玉屋2060%によりなされました。玉屋2060%はロックバンドWiennersのフロントマンですが、アイドルなどへの楽曲提供でも知られています。当ブログでは以前に、ナナヲアカリさんの『明日の私に幸あれ』(過去記事)を取り上げました。
『倍倍FIGHT!』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としてはやや高め(体感的には「高め」な印象)で歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲はhiC#~hiDといった高音域はそこまで多くないですが、全体的にhiB辺りが多いです。また、間奏なども少なく、メロが断続的に続くため、体感的には高く感じやすい曲なのではないかと思います。
最近のアイドルグループの曲は息継ぎが困難な曲が多いですが、この曲については息継ぎが可能であり、ソロでの歌唱も不可能ではないと思います。ただ、それでも複数人で歌唱した方が安定しやすいと思います。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから6~7つ程度下げてみてください(もしくは5つ程度上げて、1オクターブ下を歌う)。ただ、原曲がかなりガーリッシュな曲であるため、男性だと違和感などを感じる人も多いかもしれません。
最後に『倍倍FIGHT!』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#はBメロやラストサビで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。「高音域が非常に得意な女性」の一部などは少しキーを上げるのもよいかもしれません。
次に、地声最高音hiDはサビで3回登場します。このhiDに次ぐ地声高音としては、hiC#がピークとなる場面が全体で4回、hiCが4回、hiBが21回、hiA#が9回登場します。こうした点を考慮すると、女性の音域としては高めであり、通常はキーを下げた方が歌いやすいと私は考えました。一つの目安ですが、原曲キーから1~3つ程度下げてみてください。
『倍倍FIGHT!』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回はメロが断続的に続くため、その点での歌いにくさは残ります(2人以上で歌う方がよいかも)。
今回の楽曲はメロやリズム自体は分かりやすいです。最近のアイドル曲としては息継ぎの余地もあるため、ソロで歌うことも不可能ではないと思います。それでも間奏などもが短く、休憩できる点がすくないため、2人以上で歌った方が安定しやすいと思います。また、転調が多いため、音程を取るのが苦手な人は注意したいです。
『倍倍FIGHT!』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiDといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はhiA~hiB辺りが多く、一部でhiC~hiD辺りが登場します。
こうした点を考慮すると、「標準より高め~高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は考えました。ただ、今回は体力的辛くなりやすいので、2人以上で歌うのがおススメだと思います。
【まとめ】
①全体的に元気がよい曲(一部で低音も登場します)
②原曲キーだと「標準より高め~高音域が得意な女性」などに合いそう
③メロやリズム自体は分かりやすい
④ソロだと体力的に辛くなりやすい。2人以上での歌唱も選択肢