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『ヴァンパイア』(初音ミク[DECO*27])の音域

 こんにちは。今回はDECO*27さんの『ヴァンパイア』(2021)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲になります。なお、今回はボカロ曲ということもあり、地声と裏声の区別がしにくくなっております。歌唱の際は、各々歌いやすいように適宜裏声を使うとよいと思います。


『ヴァンパイア』(初音ミク[DECO*27])、Vampire(Hatsune Miku[DECO*27])
『ヴァンパイア』(初音ミク[DECO_27])の音域







【地声最低音】mid2B(B3) 

※【補足】参照

【地声最高音】hiG#(G#5)  ※サビで複数回登場

★たhiC#[め]hiD#[し]hiE[たい]な hiE-hiF#[いっ[ぱいで][き]hiG#[たい] 【サビ】
hiF#hiE[ま]だ絶]hiG#[対][い][る]よ]
hiE[き]hiF#[み]hiG#[以]F#[外]E[で]hiC#[は](絶対にいけない)【ラストサビ】


【補足】hiChiEを含むフレーズ一覧

★あたしヴァンパイhiE[ア] いいの?吸っ[ちゃっ]ていいの?【サビ】
★「もう無理もう無理」なんて わhiC#[るい]hiC[子][だ]hiD#[ね]

hiC#[最]m2B[最]高 ずっ[と]いき来して[る] 甘くなる不安の果実【Aメロ】
★いいもん 悲hiB[しい]もん 切[ない]もん きみのすべてを喰らうまで [絶]hiC#[叫]【Bメロ】

★泣いhiB[て]忘れたら「はhiC#[じめま]B[して]【サビ】
★きみもヴァンパイア まずはこっちおhiC[い]hiC#[で]【ラストサビ】

 まず、『ヴァンパイア』についてです。この楽曲は、2021年にボカロPのDECO*27(デコニーナ)さんによりリリースされたボカロ曲です。新しめの作品ということもあり、アルバムなどフィジカルでのリリースはされておりません。
 『ヴァンパイア』はリリース当初から大きな話題を呼び、既に歌い手やVtuberなどに多くカバーされております。カバー曲では、八三(はっさん)によるイラストをオマージュしたものがサムネイルとして使われることが多く、イラストが楽曲の象徴のようにもなっております。『ヴァンパイア』はリリースと同時に、DECO*27さんのYouTube公式チャンネルでもMVが公開され、4か月で既に1700万回もの再生回数を記録しております。また、ニコニコ動画でも既にミリオン再生を記録しております。

 ボカロ曲については、これまではニコニコ動画での再生回数が1つの人気の指標となっていました。しかし、近年はYouTubeでの再生回数も、一般的なミュージシャンと比類する程に伸びております。Chinozoさんの『グッバイ宣言』(過去記事)や、Kanariaさんの『KING』(過去記事)などはリリースから1年前後で数千万回もの再生回数に到達しております。また、MVもシンプルなものが増えており、カバーの際などは、サムネイルがオマージュされるようになっております。『ヴァンパイア』についても、こうした傾向が見られます。

 『ヴァンパイア』の音域的な特徴についてです。同曲は、ボカロ曲ということもあり、一般的な女性の声域よりもかなり高くなっております。また、音域自体も広く、キー調整を行うにしても歌い慣れた人向けの楽曲になると思います。女性が歌唱する場合は、裏声なども駆使した方が良いのではないかと思います。
 ちなみに、男性の場合は、場合によってはオク下げで歌ってもよいかもしれません。ちなみに、私(男性)はこの楽曲を練習したことは無いのですが、自分の声域などを考えると、原キー#2~#3でオク下げで歌うと合いそうです。


 最後に『ヴァンパイア』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3)~【地声最高音】hiG#(G#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiG#については、サビで複数回登場します。曲全体では10回以上登場しますので、原曲キーの場合は相当高いです。目安としてですが、原曲キーの場合は、hiE辺りまでを地声で歌い、残りを裏声で歌うようにするとよいのではないかと思います。一般的な女性の場合はキーを下げた方が歌いやすいです。

 『ヴァンパイア』は低音部分に余裕があり、キー調整はしやすいです。ただ、先にも述べたように、高音域が非常に高いですので、高音域がある程度得意な、歌い慣れた人向けの楽曲になると思います。hiG#,hiF#等のフレーズは裏声で歌うとよいです。ボカロ曲は、全体として音域が広く、ビギナーには向きにくいものが多い印象です。
 ちなみに、男性が『ヴァンパイア』を歌う場合は、オク下げなどでもよいと思います。各々実際に歌唱してみて、歌いやすいレンジを見つけてください。

 『ヴァンパイア』は音域以外の面では、親しみやすいメロディーで歌詞なども覚えやすいです。一方で、2番以降のサビの一部で早口になる部分があります。この場面だけは、なかなか骨が折れるのではないかと思います。同曲は、2021年では非常に人気の高いボカロ曲ですので、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。私自身は、歌詞が非常に気に入っております。

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