『欠伸』(クリープハイプ)、Akubi(CreepHyp)
【地声最低音】mid2D(D4)
※【補足】参照
【地声最高音】hiF(F5) ※曲全体で4回程度
★結局hiA#[ここには]hiD–hiF[何も[無い]け]hiC–D[れ[ど]ぉ]【サビ】
★hiA[良]かったら股ここに遊[び]hiB[に来]hiD[て]ね 遊びに来てhiF[ね]【ラストサビ】
【補足】hiA~hiDを含むフレーズ一覧
★もhiA[の]す[ご]い[お]お[き]い[ヤ]ツ[に]当A–hiA#[たっ[た]ら]【Aメロ】
★m2D[あ]く[び]を[し]てるって思ってhiA[る]
★だってアンタかhiC[らした]らC–hiD[きっと[そう]だ]よ[ね]
★m2D[あ]くびしてるようにしか見hiA[え]ないから
★hiD–hIC[いつ]ま[で]も[こん]なと]こD–C[ろ]に]【Bメロ】
★さよhiC–hiD[なら [ばい]ばい] D–C[じゃあ]ね] C–D[ま[たね]ぇ]【サビ】
★hiD–hiC[だっ]て[なんの感情]も[無くてつまん]ない]か[ら]【2番Aメロ】
★なっちゃいけhiA[ない]のは 分かっA–hiC[て[るん]だ]けどな【2番Bメロ】
※【補足】参照
【地声最高音】hiF(F5) ※曲全体で4回程度
★結局hiA#[ここには]hiD–hiF[何も[無い]け]hiC–D[れ[ど]ぉ]【サビ】
★hiA[良]かったら股ここに遊[び]hiB[に来]hiD[て]ね 遊びに来てhiF[ね]【ラストサビ】
【補足】hiA~hiDを含むフレーズ一覧
★もhiA[の]す[ご]い[お]お[き]い[ヤ]ツ[に]当A–hiA#[たっ[た]ら]【Aメロ】
★m2D[あ]く[び]を[し]てるって思ってhiA[る]
★だってアンタかhiC[らした]らC–hiD[きっと[そう]だ]よ[ね]
★m2D[あ]くびしてるようにしか見hiA[え]ないから
★hiD–hIC[いつ]ま[で]も[こん]なと]こD–C[ろ]に]【Bメロ】
★さよhiC–hiD[なら [ばい]ばい] D–C[じゃあ]ね] C–D[ま[たね]ぇ]【サビ】
★hiD–hiC[だっ]て[なんの感情]も[無くてつまん]ない]か[ら]【2番Aメロ】
★なっちゃいけhiA[ない]のは 分かっA–hiC[て[るん]だ]けどな【2番Bメロ】
まず、『欠伸』(あくび)についてです。この楽曲は、2011年にクリープハイプによりリリースされたインディーズ晩期のミニアルバム『待ちくたびれて朝がくる』の中に収録されております。同アルバムには、その他に『ウワノソラ』という楽曲のミュージックビデオが制作されております。このアルバムリリースの1年後に、クリープはメジャーデビューを果たします。
その中で、『欠伸』はアルバムのリード曲としてミュージックビデオも制作されております。ミュージックビデオは金属バットを手に持った登場人物から始まり、どことなくおどろおどろしさを感じます。
『欠伸』はアップテンポのバンドナンバーです。私自身は、サビ・アウトロ等のギターフレーズが非常に耳に残りました。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られております。メロ自体は比較的覚えやすいのではないかと思います。
クリープハイプは歌詞の良さが光るバンドでもありますが、『欠伸』については、水商売をしている女性などがテーマになっているのではないかと私は考えました。
『欠伸』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性としては極めて高いレンジで歌メロが作られております。音域的にはキーの高い女性曲のレンジと近似し、標準的な女性であっても原曲キーでの歌唱が難しいのではないかと思います(通常はキーを下げた方が合いやすいです)。
私自身、以前に何かの本を読んでいた際に、「男性が女性曲を歌う際は、原曲キーから2~3つ(#3)くらい上げて、オク下げで歌うと合いやすい」という内容が書かれていました。今回の『欠伸』を一般的な男性が歌う場合、まさに「原キーから2つ程度上げて、オク下げで歌う」とある程度合いやすいと思います。私個人としては、男性曲でありながら、ボカロ曲のような音域だと感じました。
最後に『欠伸』の音域についてですが、【地声最低音】mid2D(D4)~【地声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べて極めて高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2DはAメロで登場します。このmid2Dは、曲によっては、男性曲の最高音になることもあるので、男性曲の最低音としては極めて異例です。男性曲でこのmid2D辺りが最低音になるのはヘヴィメタルの曲などごく一部ではないかと思います。ちなみに、女性曲でも最低音がmid2Dだとかなり高い方です。「最低音が高い」ということは、必然的に高音域の登場頻度も高くなります。
次に、地声最高音hiFはサビで登場します。登場回数は各サビ1回ずつで、全体で4回程度です。この辺りは男性曲は当然、女性曲としても高い方であります。そのため、男性が歌う場合はキー下げする必要があります。人によっては原キーのオク下げで歌うことも可能な楽曲です。
『欠伸』は音域自体はそこまで広くなく、キー調整の融通は利きやすい方です。ただ、繰り返し述べているように、男性曲としては極めて高いですので、大きなキー調整により違和感を感じられる方も多いかもしれません。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合は、少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。ただ、男性ほど複雑な調整は必要ないため、どちらかといえば女性の方がチャレンジしやすいかもしれません。
『欠伸』を原曲キーで歌唱する場合、hiFやhiDといった高音域を地声でしっかり歌いこなせる力が求められます。とりわけ、hiCやhiD辺りは登場頻度が非常に高く、ボーカルの尾崎世界観さんは叫ぶように歌唱されております。よって、「ハチャメチャに高音域が得意な男性」や「高音域がかなり得意な女性」などが合いやすいです。
『欠伸』は男性曲としては極めて高く、キー調整が必要な楽曲と言えます。ただ、歌詞の世界観などはクリープらしく、サウンド等も私自身は非常に耳に残りました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
『ハチャメチャに高音域が得意』という表現は初めて見ました。笑 その言葉を使うくらいのエグい音域ですね、hiDがアホみたいに出ている…(自分には絶対歌えないですね) 女の人でも2は下げないとキツい感じでしょうね
個人的にはアレしてる姿を欠伸に例えるのが面白いと思いました
コメントありがとうございます。
この曲は調べる前から、無理だと感じた曲でした。
「非常に得意」では足りないと感じたので
「極めて得意」とか「ハチャメチャに得意」といった表現にしました。
今週はドロス、サウシーと難しい曲ばかりだった気がします。
個人的には、尾崎世界観さんの歌詞は好きなものが多いですね。
『栞』みたいな人気曲でも、表現が独特です。
『流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い』ですね、カラオケ来る度に感じてます。
たまにブルエンとか歌うと歌いやすって思います。
その中でもクリープハイプはちょっとレベル違う感じがありますが