こんにちは。今回はクリープハイプの『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』(2012)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』については、アーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源がフル公開されておりません。よって、当ブログにおいても、添付される動画はショートバージョンになります。ご了承ください。


『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』(クリープハイプ)、Oyasumi Nakigoe,Sayonara Utahime(CreepHyp)


【地声最低音】mid2A(A3)  

★君の歌が本当に好[ぅき]m2Aだぁ(Aメロ)
hiA#[ぼ]hiA[く]は気づけなm2A[かっ]た(サビ)


【地声最高音】hiF(F5)  ※Cメロ

hiC[最後]C[4]hiD[小]節きC[み]D[の]C[が]D[う]hiF[ご]D[く]
hiF[さ]hiD[よ]hiC[な]D[ら]



【補足】hiA(一部のみ)hiD#の注意箇所

★さよなら歌姫 最後のhiA#[きょ]hiA[く]だね(Aメロ)
★僕はぜhiA#[んぜん飲め]hiC[ない]A#[けど]

★うhiA#[た]hiD[ご]hiC[え] hiA[た]hiC[ご]hiA#[え] (サビ)
★でも君hiD[は]hiC[泣い]D[てい]hiD#[たん]D[だ]


hiA#[き]hiC[み]hiD[が]hiA[た]hiA#[う](Cメロ)
hiC[最後]C[4]hiD[小]C[節]hiC[み]C[気]C{ち]C[う]hiD[ご]C[く] 

『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』(クリープハイプ)









 まず、クリープハイプについて少し説明します。4人組バンドクリープハイプは2001年に結成され、2012年にメジャーデビューしました。ジャンルとしては、インディーロック、パワーポップといったところだと思います。フロントマンの尾崎世界観さんは、インディーズ時代に「世界観がよい」とファンに言われたことから、この名前をつけたそうです。確かに歌詞の世界観が独特だと私自身も感じました。また、尾崎さんの女性キーのようなハイトーンボーカルも魅力の一つだと思います。非常に特徴的な声質であり、一聴すると忘れないような独特な声です。


 さて、『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』についてです。この楽曲は、2012年にクリープハイプによりリリースされたシングル作品です。記念すべきメジャー1枚目のシングル作品です。2013年にリリースされた2ndアルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』(ふきこぼれるほどのアイ、あい、あい)に収録されています。

 『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』は疾走感のあるギターロックです。 音域的には最高音がhiFで、hiDが頻出するような非常に高いキーです。この辺りのキーだとハードロックなどのようなジャンルの楽曲になりそうなのですが、そうならないところが尾崎さんのボーカルの独特な点だと思います。ちなみに、ライブでは尾崎さんはギターを弾きつつ、この楽曲を歌唱しています。




 さて、『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3) ~【地声最高音】hiF(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiFはCメロで登場します。また、サビではhiD#,hiDといった音階が登場します。メロディアスな楽曲でありながら、キーが非常に高いです。
 一般的な男性の場合ですが、原曲キーで歌唱するのは非常に困難が伴います。1オクターブ下を歌唱するというのもありかもしれません。この場合、音域がmid1A~mid2Fに設定されます。
 個々の声質などもありますが、原曲キーを4つ程度上げて1オクターブ下を歌唱する(音域はmid1C#~hiA)ような方が、高音域が少し高めで原曲のニュアンスが表現しやすいと私は考えております。場合によってはもう少し上げてもよいです。例えば、高音域に自信がある方は、原曲キーもしくは原曲キーから3つ下げる(最高音がhiD)くらいで歌唱してもよいと思います。

 男性にとってはキーの調整が難しいですが、非常に良い曲ですので、試行錯誤してほしいと個人的には思います。

  
 この『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』は女性が歌唱した方が意外と良いかもしれません。キーの調整自体は女性の方がしやすいです。YouTubeで『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』を検索すると、女性が歌唱しているが動画が非常に目立ちます。hiFは地声で歌唱してもよいですし、裏声で歌唱してもよいと思います。