『HE IS MINE』(クリープハイプ)
【地声最低音】mid1G(G3)
★みっつかm2G[ぞえて] m2A[か]の2A–m1G[じょ[に]なっ2A[て]【Aメロ】
★よっm2A[つ]数えて彼氏m2A–m1G[に[なって]ね]【Cメロ】
【地声最高音】hiD(D5) ※全体で4回程度
★hiB[もう]こhiD–B[れ]で]終hiA–B[わ[り]か]も[な]【Aメロ】
★hiB–hiD[無い無い無い無い[無い]け]どさ【サビ】
【補足】hiA~hiBを含むフレーズ一覧
★よっつ数えてhiA–hiB[お[と]な]にB[なっ]た]よ【Aメロ】
★今度会っm2G–hiA^[たら[な]にをし]hiB–A[よう]か]
★hiB[もう]こB[れで]終B–A[わり]か]も[な]
★hiB–hiA[愛愛愛愛愛]し]てB[ない]わ]け B[無い無い無い無い無い]け]どB[さ]【サビ】
★hiB[もう]これで終わm2G–hiA[り[か]もな]【2番Aメロ】
★hiA[今]度hiB–A[会った]ら] 〇◎xし[よ]う【Cメロ】
まず、『HE IS MINE』(ヒー・イズ・マイン)についてです。この楽曲は、2010年にロックバンド・クリープハイプによりリリースされたアルバム『踊り場から愛を込めて』に収録されております。同アルバムはバンドとしては初のフルアルバムであり、リード曲『左耳』などが収められております。このアルバムでバンドは初のチャートインを果たし、1年半後にメジャーデビューを果たします。
さて、『HE IS MINE』はアッパーなバンド曲です。インディーズ時代の作品ではありますが、人気が高く、ストリーミングやカラオケなどでもバンドの上位に位置しております。アルバムの発売後にバンドのYouTube公式チャンネルで公開されたライブの映像は1100万回の再生回数を記録しております(2023年9月現在)。
『HE IS MINE』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としてはかなり高いレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと思います(低音域が得意な男性は1オクターブ下のレンジを歌唱することも可能)。
同曲はAメロサビといったシンプルな構成ですが、AメロでもhiA,hiBといった高い音階が登場する等します。サビではhiBが連続するメロにhiDが含まれる等、男性の音域としてはかなり高いです。音域的には女性の方が原キーにマッチするのではないかと私は分析しています。
『HE IS MINE』を女性が歌唱する場合、個人差はありますが、原曲キーで歌える人も一定数おられるのではないかと思います。とりわけ、「標準~(ある程度)高音域が得意な女性」などは原曲キーがマッチする可能性があります。一方、歌詞の一部が少し気になる方もおられらるかもしれません(ラストサビの直前に登場しますが、歌詞表記では伏せられてます)。
最後に『HE IS MINE』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、かなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1GはAメロやCメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。一方、最低音がmid1Gの男性曲は、かなり高い確率で「一般的なん男性にとってはキーが高い男性曲(スタミナも不可欠)」となります。今回の『HE IS MINE』についても明確にこの傾向が当てはまります。
次に、地声最高音hiDはBメロやサビで登場します。登場回数は全体で4回程度です(いずれもhiBとのコンボ)。このhiDに次ぐ高音階としては、hiBがピークとなる場面が全体で40回程度登場します。このため、男性の音域としてはかなり高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
『HE IS MINE』は低音域に余地があり、キー下げがしやすいです。一方、今回の楽曲は最高音がhiDと男性曲としてはかなり高いです。そのため、一般的な男性が歌いやすくなるためには大きなキー調整が必要になります。そのため、自分に合うキー調整ができたとしても、楽曲に違和感などを感じる人も多いかもしれません。ただ、キー調整に全く抵抗が無いのであれば、歌い慣れた人向けの調整は可能だと思います。キー調整を考慮しても、音域的には女性の方がマッチしやすい曲です。
同曲はメロディー自体は比較的分かりやすく、リズムも取りやすそうです。そのため、音域が合う人であれば、練習曲に向くと思います。
『HE IS MINE』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G~hiDといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。とりわけ、hiA~hiBといった高音レンジの登場回数が非常に多く、Aメロなどでもかなり高音感があります。
こうしたことを考慮すると、「高音域が非常に得意な男性」や「標準~(ある程度)高音域が得意な女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①男性の音域としてはかなり高い(女声域に近い)
②原キーだと「高音域が非常に得意な男性」「標準~高音域が得意な女性」に合いそう
③キー調整を考慮しても女性の方が合わせやすい
④メロディーは覚えやすい
コメント
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リクエストありがとうございます。