なお、今回の作品はリリースからあまり間がなく、また低音部が聞き取り辛い部分があります。そのため、地声最低音については少し自信がありません(ただ、メロディーの基本となる部分について、大きなミスはないと思います)。その点を踏まえた上で拝読ください。
※なお、当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)。
『延々』(Mrs. GREEN APPLE),Enen(Mrs. GREEN APPLE)
【地声最低音】mid1C#(C#3) ※登場頻度は高い
★m1C#[お]もい寄せる不器用なあの子は 誰より情熱をm1D#–m1C#[帯[び]て【Aメロ】
★あぁ またm1D#[種火を]さD#–m1C#[がし[て]【Bメロ】
★バイバイ バm1D#–m1C#[イ[バイ] C#–D#[これ以]上]無いから面白くないね【ラストサビ頭】
※mid1A#辺りに聞こえる場面もあるのですが、最低限必要そうなのはmid1C#
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で7回程度
★hiA#–m2G#[飽]きない く]hiC#–hiC[ら]い]A#[が][いい]【サビ】
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※Dメロで1~2回
★hiC#–hiC[て]んご]くは本C#裏[当に]あるの?【Dメロ】
【補足】mid2F(一部のみ)~hiCを含むフレーズ一覧
★hiA#–m2G#[バ]イバイ] たG#–m2F[ど]り]着け[ば] そG#[れ][以]上無いから【サビ】
★咲かない花かもしれm2G#裏[ない] G#地[でも]hiA#裏–G#[今日]も信]F#[じ]てG#[ぇ]みるよ【Bメロ】
★m2F[正しいこと]なんかm2G#[無い][ぞ]【Dメロ】
★m2G#–hiA#裏[ふ[う]せんもいず]m2F#地[み]ももうhiC裏–G#[無い]の?]
まず、『延々』(エンエン)についてです。この楽曲は、2022年にロックバンドMrs. GREEN APPLEによりリリースされたミニアルバム『Unity』に収められております。同アルバムには当ブログでも取り上げた『ニュー・マイ・ノーマル』(過去記事)、『ダンスホール』(過去記事)、『ブルーアンビエンス (feat. asmi)』(過去記事)などが収録されております。とりわけ、『ダンスホール』は、ストリーミングランキングでも上位にランクインしているようです。。
さて、『延々』はアルバム曲ながら、ゲームアプリ『炎炎ノ消防隊 炎舞ノ章』のテーマソングとして書き下ろされました。Mrs. GREEN APPLEは以前に『炎炎ノ消防隊』のアニメのために主題歌『インフェルノ』(過去記事)を書き下ろしました。そうした縁もあってか、『延々』のアウトロでは、『インフェルノ』のフレーズが引用されております。
『延々』はアップテンポのバンドナンバーです。アルバム『Unity』の中でも激しめのサウンドアレンジとなっております。私自身はどことなく初期の作品などを想起させられました。歌メロについては頭サビで始まり、AメロBメロサビと展開します。楽曲の展開が非常に速く、演奏時間が3分半程度という点も特徴的です。
『延々』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。一般的にはキーを下げた方が歌いやすそうです。ただ、同曲は音域自体がかなり広いため、キー調整を考慮してもある程度高音域が得意な人向けの作品と言えます。
ちなみに、同曲は低音域が低めですので、女性が原曲キーで歌唱するのは難しいといえます。通常はキーを上げた方がよさそうです。音域自体が広いため、女性が歌うにしても高音域が得意な人向けだと私は分析しました。
最後に『延々』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べると高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1C#はAメロBメロなどで登場します。このmid1C#は男性の音域の範囲内ですが、低音域が苦手な方などは少し歌いにくいかもしれません。また、女性にとって、mid1C#とmid1D#のコンボは相当低いレンジであるため、通常は原キーでの歌唱が難しいです。高音域が得意な女性はキーを上げても良いと思います。
次に地声最高音hiC#はサビで登場します。登場回数は7回程度です。この辺りは男性の音域としてはかなり高いので、通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。ただ、同曲は音域自体がかなり広いため、キーを下げたとしても難しい部分があるかもしれません。
ちなみに、同曲を原曲キーで歌唱する場合、「高音域が得意な男性」が合いやすそうです。ただ、同曲は音域自体がかなり広いため、低音域もしっかり歌いこなせることが不可欠です。
『延々』は低音域に若干の余地があるため、キー下げは可能です。ただ、先述のように音域自体がかなり広いため、大きなキー下げには向きにく、歌い慣れた人であっても歌いにくい部分が出てくるかもしれません。キーを調整するにしても歌い慣れた人向けの作品だと思います。
私はこの記事を作成するにあたり、いくつかの「歌ってみた」の動画を確認したのですが、地声最高音のhiC#を裏声で歌唱するなどの工夫を行っている方がおられました。裏声が得意な方は、そうした歌唱テクニックなどを駆使しても良いと思います。
『延々』はロック色の強いナンバーであり、カラオケなどでも歌いやすいと思います(難易度は高いですが)。また、『炎炎ノ消防隊』シリーズが好きな方にはたまらない作品でもあると思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみて下さい。
※なお、当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)。
コメント
はじめまして。
ポルノグラフィティが数年ぶりにアルバムをリリースするので、リード曲「暁」をお時間がありましたら、お願いいたします。
リストアップしておきます。
ポルノは他にリクエストが来てないので
なるべく早く記事にしたいです。
ミセス取り上げていただきありがとうございます。サビのhiC#、地声でいけたらかっこいいですね! 一般男性にはほぼ無理ですが(笑)
コメントありがとうございます。
この曲は音域も広いので、その点でも大変かもしれません。
Part of meも音域調査してください!
えいさん以外にも他の方からもリクエストを頂きました。
リストアップしておきます。
高音が気持ちいいですよね。
ミセスのWHOO WHOO WHOOをリクエストします。この曲は大森元貴さんの最高音が出るのでリストアップしてもらえると嬉しいです。
リストアップしておきます。
この曲は以前よりリクエストも多いですね。