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『ちゅ、多様性。』(ano)の音域 『チェンソーマン』第7話ED曲

こんにちは。今回はanoさんの『ちゅ、多様性。』(2022)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。楽曲を聴いた際に個人的に面白く感じたので記事にしようと感じました。


『ちゅ、多様性。』(ano)、Chu, Tayousei.(ano)
『ちゅ、多様性。』(ano)の音域






【地声最低音】mid2A#(A#3) 

★喉のm2F#[お][が]m2A#[ク]ンチクン [ぼ][は]2A#[ク]ンドクン【Bメロ】


【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で5回程度

hiB[Get get get] on!  hiB-hiC#[Get get get [get] on] chu!【サビ】


【補足】mid2F#(一部略)hiBを含むフレーズ一覧

★ウォーアイニー酔いが覚m2F#[め]ない Oh, I need you 恋が醒m2G#[め]な]【Aメロ】
m2F#[こ][ま]m2G#[中]毒]になる[ま]でチューしよ【Bメロ】

★そしm2F#[て] hiBG#[Get get get] on]×2 [Get] on chu! 【サビ】
★(熱く とろけるくらいに溢れた気持ちが) m2G#[た]hiB[ら]な]いでしょ
m2G#[Get] on! Get on! ウォーアイニー 無問題 Get hiB[Get] [Get] on chu!

 まず、『ちゅ、多様性。』についてです。この楽曲は、2022年に女性歌手のanoさんによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルであり、最新曲ですのでアルバムには未収録です。

 ちなみに、ano(あの)さんは元々アイドルグループ【ゆるめるモ!】で6年間間活動されておりました。その後、2019年よりソロとして活動を開始し、TAKU INOUEさんをはじめ、ボカロPなどに楽曲提供を受けてきました(anoさん自身も作詞を担当することがあります)。2022年にはメジャーデビューし、アニメのエンディングテーマなども手掛けるようになっております。anoさんはいわゆる【アニメ声】であり、可愛らしい声質が魅力でもあります。


 さて、『ちゅ、多様性。』は藤本タツキさんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『チェンソーマン』の第7話エンディングテーマとして書き下ろされました。『チェンソーマン』は、1話ごとに異なるエンディングテーマを使用しており、これまでにVaundyの『CHAINSAW BLOOD』(過去記事)、ずっと真夜中でいいのに。の『残機』(過去記事)、マキシマムザホルモンの『刃渡り2億センチ』、syudouさんの『インザバックルーム』(過去記事)などの楽曲が作中で流れました。


 『ちゅ、多様性。』はアッパーなバンド曲です。全体的にメロや歌詞に中毒性があり、とりわけサビの「ゲゲゲロゲロチュー」は一度聞くと頭から離れなくなりそうです。歌詞がやや露骨であるため、Spotifyやアップルミュージックでは「EXPLICIT(不適切な表現)」といういわゆる【Eタグ】がつけられております。J-POPでEタグを付けるのは珍しいので、個人的にはその点も印象に残りました。

 同曲は作詞作曲を真部脩一さんが担当しております(作詞はanoさんとの共同)。真部さんは以前は相対性理論の作詞作曲およびベーシストとして活躍されておりました(現在は【集団行動】というバンドで活躍中)。また、元相対性理論のドラムも西浦謙助さんが担当されております。ギターおよび編曲は、anoさんと縁が深いTAKU INOUEさんが担当しました。

 『ちゅ、多様性。』の音域的な特徴についてです。同曲は女性の音域の範囲内もしくはやや高めのレンジで歌メロが作られております。低音域には余地があるため、キー下げはしやすいです。
 同曲は、AメロBメロサビと展開しますが、AメロBメロは女性曲としてはそこまで高くなく、サビで盛り上がります。サビはhiC#が登場し、hiBが頻出するので、人によっては高音感を感じるかもしれません。また、あのさんは幼さを帯びた可愛らしいアニメ声が魅力でもあります。裏声が器用に出せる方はそうした歌い方を真似してみてもよいかもしれません。



 最後に『ちゅ、多様性。』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲以内、もしくはやや高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiC#はサビで登場します。登場回数は全体で5回程度です。このhiC#は女性の音域としては標準的、もしくは若干高いです。また、hiBの回数も多いため、高音域が苦手な方や歌い慣れていない人などはキーを下げてもよいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから1つ程度下げてみください。


 『ちゅ、多様性。』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。同曲は音域自体もそこまで広くないので、キー調整は行いやすいです。
 同曲は歌詞内容がやや特殊ですので、その点で歌いにくく感じられる方もおられるかもしれませんが、メロディー自体も親しみやすいですので、練習曲としては悪くないと私は分析しました。歌詞等に抵抗がなければおススメの1曲です。

 『ちゅ、多様性。』を原曲キーで歌唱する場合、hiB,hiC#といった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。この辺りは大よそ一般的な女性の音域の範囲内(もしくはやや高め)ですが、人によっては少し高音感を感じるかもしれません。そのため、「標準的~ある程度高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。

 『ちゅ、多様性。』はアッパーなバンド曲であり、メロディーなども親しみやすいです。また、音域的にも比較的女性が取っつきやすい作品といえそうです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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コメント

  1. より:

    最高音「on」じゃなくて「get」じゃないの?

    • もりっしー より:

      コメントありがとうございます。
      該当箇所を確認しましたが、仰るとおりです。onの直前のgetですね。
      私の表記ミスです。
      後ほど、修正しておきます。
      ご指摘ありがとうございます。

      (追記)
      修正が完了しました。
      今回は教えていただきありがとうございます。
      サビの重要な場面なので助かりました。